商品開発のコンセプト

(1)当社が考える品質確認

 

品質が保証された安全でかつ違法成分を含まないCBD原料を使い、国内の化粧品OEMメーカーでバームとして製品化することで品質管理の徹底を図ることが第一と考えています。CBD原料輸出メーカーが発行するCoA (Certificate of Analysis )の確認に留まらず、国内に輸入された後、海外の検査機関で違法成分が含まれていないこと、重金属等が含まれていないことを確認しています。

 

(2)Dr .Manaが考えるCBD外用バームについて

  

Dr.Manaの思い

 

「体に負担が残る眠剤を使わず、より自然な方法で快眠生活を送ってもらいたい、そんな願いで睡眠美容外来を開始しました。眠りの妨げになる疼痛や痒みに悩む方にCBD外用クリームを試していただいているうちに、不安で眠れない方にも一定の効果があることがわかってきました。皮膚科医としてこれらの臨床事例を検証し、更にCBDの国際的学術情報を参考に、アレルギーにも十分に注意した安全で適正なCBDの使用拡大に努めていきたいと思います。」

Dr .Manaの睡眠美容外来では眠りに不具合を持つ患者様に30〜40分の問診を行い、生活習慣や眠剤使用の有無を確認した上で、眠りを妨げる生活習慣の改善指導を行います。さらに、CBDに関して正確な理解を得られた患者様には、一つの選択肢としてCBDを提案しています。

 

CBD濃度について

 

CBDティンクチャー(経口摂取のオイル)には、濃度が高い方が効果を感じやすいという誤った理解があります。臨床事例を通して分かったことは、薄い濃度で十分に効果を感じることができるということです。むしろ、濃度が高いことで、一日の必要摂取量をオーバーしたり、摂取後に不快感を感じたり、塗布後にアレルギーが発生する事例が報告されています。海外のてんかん患者へ医師が管理した上で投与されている量を基準に、一般の健康な人への必要以上の摂取量を許容する記事やコメントも存在します。大変憂慮すべきことと思っています。

 

経皮吸収の優位性
CBDの摂取方法


CBDの摂取方法には、大きく分けて、ティンクチャー(CBDオイルの経口摂取)、ベープ(CBDを含む蒸気を肺胞から吸収)、エディブル(CBDを含むグミなどの経口摂取)、そしてバーム、外用クリーム(CBDの経皮吸収)があります。どれも吸収率、効果発生時間、体への負担が異なりますので、自分のスタイル、体質、オケージョンによって摂取方法を変えることが必要です。バームやクリームによる経皮吸収は体への負担が最も小さく、局所的な対応が可能と判断しています。

 

輸入CBD製品の品質への懸念

 

アメリカ等から輸入されるヘンプ由来のCBD製品に関しては、適正製造基準に満たしていないという懸念が払拭できていないのが実情です。過去においては多くのCBD製品でCBDとTHCの含有量が表記通りでない場合があることが判明しています。これはCBD製品に対するFDA米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)の規制がないことが原因と言われています。2017年の「Journal of the American Medical Association」(アメリカ医師会誌に掲載された研究)によると、当時オンラインで販売されていたCBD製品の約70%が記載の誤ったラベルを使用しており、消費者に害を及ぼす可能性があると述べています。その状況は現在でも大きく改善されているとは思えません。つまり、輸入製品の安全性は完全に信用できるものではないことを十分に理解し、信用できるメーカーの製品を購入するか、医師に相談して使用を開始することが重要です。

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